塗装が傷んでいるのがどうも気になっていましたが、アメリカ暮らしで良い業者や良い塗料が分からず、放置をしておりました。しかし、隣人にちょいと塗装を馬鹿にされたのが頭に来て(器が小さい笑)、思い切って再塗装を決心しました。
数件のショップに見積もり依頼をすると、タンク、サイドカバー、リアフェンダーの純正カラーリング塗装で15万円程の見積もり。妻に報告する勇気がなかったので自分で塗ることにしました。
さて、日本では簡単に良質の缶スプレーが入手できて何も困ったことがないのですが、アメリカでは缶スプレー見つける時点で手こずりました。結局、色々な製品を試しながら塗ることになったので、レビューおよび忘備録を兼ねて紹介致します。
基準:日本帰国時に塗ったサイドカバー
使用メーカー:ホルツ
たれ寸塗りもし易く、塗装後に研磨の必要も感じません。
アメリカで塗ったフロントカウル
使用メーカー:Rust-Oleum (Home Depotで買える)
夏にも関わらず、缶スプレーから出る塗料が粒々している。
ぼかし剤の代わりになるかと思いラッカーシンナースプレーをかけて大失敗。
これは粘度の濃い塗料を、刷毛で家具に塗るときに使うと良い感じ。
やり直してグラデーションをかけてみるも、、粒々が目立つ。
塗料のせいと諦める。
アメリカで塗った妻のヘルメット
使用メーカー:Rust-Oleum
フロントカウルと同じメーカーであったが、今度はグラデーションなしでトライ。
少し塗料に慣れて、研磨なしでもそこそこツヤが出せるようになりました。
粒々しているが、垂れ難い。けれど、垂れるときは唐突。使いにくい。
1982 Honda XL250R
使用メーカー:Performix PLASTI DIP.
オフロードで遊ぶ用に買ったものの、ヘッドからのオイル漏れが半端ない。
シリンダーヘッド雌ネジのリコイル、簡易塗装をして転売。
この塗料は下地処理が要らない。10年くらい掃除されてないタンクに直接塗っても全然問題なし笑。安くて飽きたらぺリぺリ剥がせる。新車のコーティングにいいかも。
さて色々塗ってるうちに、Dupli color (O'Reilly Auto Parts等で買える)が比較的日本で入手できるものと質が似ていることが分かりました。値が張りますが、愛するザッパーのために今回はこれでトライ!デザインはなんとなくカリフォルニアに似合いそうなので青玉虫にしてみます。
脱がせる前(多少綺麗に見えますが、ガソリンと紫外線でクリアがかなりやれています。)
下地処理
運良くパテはなかったものの途中で心が折れて、足付けはこれで完了。
Color Rite製の静電気除去と脱脂ができるクリーナーで仕上げました。
何気にガソリン抜きとキャップ外しに骨が折れました。。
プライマー
脱脂しても塗料が弾かれるのを恐れ、薄塗りに薄塗りを重ねる。
極力風のない屋外を選びましたが植物だらけです笑。
表面乾燥は2分弱、完全乾燥は数時間、研磨開始可能時間は記述なし。
"Sanding Primer"は厚みがあるため#150-#300の磨き傷も消え便利でした。
ベース Bahama Blue Metallic (GMの車の純正色)
ホルツと比べるとツヤが出しにくいが、Rust-Oleumに比べるとDupli colorはとても塗りやすい!!メタリックのムラも出にくく、厚めに塗ればツヤも出せます。
というかツヤが出るくらい塗らないとメタリックの風合いが把握しにくい。
捨てクリアー
、、を塗ったものの、よく考えたらまだメタリック吹くので意味なかった笑
玉虫ライン入れ
ラインは魂を込めて位置決めしました。
しかしこのマスキング作業、あれですね、面倒くさいの境地です笑
Sunburst Bold Metallic (フォードの車の純正色)
Navy Blue Metallic (GMの車の純正色)
Prostripe R21208 White 1/4 inch (6.4mm)
失敗
段々調子に乗ってきて、ホワイトブラッシュやら、虫付きやら、垂れが発生。
湿度が75%、気温15度、各工程の乾燥時間が2分を切るとブラッシングする模様。
また湿度が85%を越えると、やっぱりブラッシングする模様。やらなきゃいいのに笑
ぼかし剤があれば、ラッカー揮発時間を延ばして水蒸気が飛ばせると思うのですが、、
同等品(多分Spot BlenderとかRetarder)が不明なので今回は部分水研ぎ再塗装をしました。
部分塗装した場所がメタリックなので目立つかと思いきや、全然大丈夫でした。
粒子が粒ぞろいな証拠でしょうか、この塗料なかなかです。
仕上げクリアー
クリアーは、ウレタン2液式が見つからないので、ラッカークリアーを厚めに塗って水研ぎすることにしました。水研ぎ用に4回くらい厚塗りました。
Dupli Colorのクリヤーは目がかなり細かくてかなり塗りやすい。
白ラインが厚過ぎて、境目が目立ってしましました。。
研磨
1週間乾燥後#1500で全体を水研ぎ。
白ラインはやはり厚過ぎてクリヤーの表面を平滑にできません。
そろそろ根気が、、今回はこれくらいで妥協することにします。
側面だけ、粗目コンパウンドで研磨。ちゃんとツヤでました。
全体を粗目、中目コンパウンドで研磨。つやつや―。
臭いと作業音に怪訝な顔をしていた妻が、ようやく笑顔に。
組付け
エンブレムがやれているので、これくらいの塗装が丁度良い、、かな。。
他パーツも塗り塗り。
ちなみにホワイトブラッシュがかなり出たフロントカウルは、試しにRetarderをスプレーしてみました。
薄塗りで回数を重ねればかなりのブラッシュも消せるそうですが、、欲が出て液垂れ。というかメーカーの違う缶スプレーを途中で混ぜるのは危険ですね。。
完成
ブレーキバンジョーとホースの色が、青玉虫にマッチ。自己満です。
メーター内の色ともマッチ。超自己満です。
総作業時間:2週間毎朝夕、妻が怒るまで。
総材料費:約2万円
いちお隣人は、ギャフンと言わせました笑。
青玉虫になってから1日1回は外で声を掛けられるようになりニンマリです。